美しく機能的な状態へと整える矯正治療
噛み合わせのズレや歯並びの乱れは、見た目だけでなく、咀嚼や発音、さらには顎や全身のバランスにも影響を与えることがあります。
上下の歯がしっかり噛み合わずに物が噛みにくかったり、歯ぎしり・肩こりなどの不調を引き起こすことも少なくありません。当院では、そうした噛み合わせのトラブルに対して、丁寧なカウンセリングと的確な診査を行い、患者様一人ひとりに最適な治療方法をご提案いたします。違和感を覚えている方は、ぜひ一度ご相談ください。
このような場合はご相談ください
- 歯並びが悪い
- 歯と歯の間に隙間がある
- 下顎が出ている
- 噛み合わせが悪い
- 前歯が出ている
- 人前で口を開けたくない
- 口元に自信を持ちたい
- 噛み合わせを改善したい
口腔内スキャナーによる高精度の矯正治療
当院では、矯正治療の精度を高めるために、最新の「口腔内スキャナー」を導入しております。従来の型取りと違い、歯型を直接撮影する必要がないため、嘔吐反射のある方でも快適に検査を受けていただけます。また、ミクロン単位で歯の形や位置をデジタルで把握できるため、より正確な矯正プランの設計が可能となり、治療の質と満足度の向上に繋がっています。精密な矯正治療をご希望の方にとって、心強い選択肢となる設備です。
小児矯正について
小児矯正は、できるだけ早い段階で始めることが理想とされています。歯並びの乱れに早期に気づき、「予防矯正」や「1期治療」を行うことで、正常な発育の軌道に乗せることが可能になります。たとえば、4歳ごろに歯並びの異変に気づいた場合、1~3か月に1回の通院で1~2年かけて予防矯正を行うことが推奨されます。これにより、大掛かりな治療を避ける道筋が作られます。
6歳ごろになると、乳歯から永久歯への生え替わりが始まり、顎の成長にも影響する大切な時期です。この段階で「1期治療」を始めると、あごの成長を正しく誘導することができ、2期治療の必要性を軽減できるケースもあります。1期治療も予防矯正と同様に、1~3か月に1度の通院で、2年ほどかけて行うのが一般的です。
その後、11歳ごろになると永久歯がほぼ生え揃います。この段階までに適切な治療が行われていれば、「成長の経過観察」や「保定管理」で済むことが多くなります。一方で、矯正をせずに放置した場合は、成長とともに歯並びの乱れが進行し、「2期治療」が必要になり、場合によっては抜歯を伴う大掛かりな処置が必要になるリスクも高まります。2期治療も、1~3か月に1回の通院で2年ほどの期間をかけて行います。
つまり、小児矯正は早ければ早いほど、成長を味方につけたスムーズな治療が可能になります。歯並びが悪くなってからではなく、将来を見据えて歯科医院で早めにご相談いただくことが、お子さまの負担を減らし、健康な歯並びを手に入れる第一歩となります。
成人矯正について
以下のような歯並びにお悩みの方は、ぜひ一度当院へご相談ください。

- 歯がデコボコしている(叢生)
- 前歯が前に出ている(出っ歯)
- 下顎が前に出ている(受け口)
- 歯と歯の間にすき間がある(空隙歯列)
- 噛み合わせがズレている(交叉咬合)
- 噛み合わせが深すぎる(過蓋咬合)
- 前歯が上下で噛み合っていない(開咬)
これらの症状は、早めの治療で改善が可能です。美しさだけでなく、噛む・話す・飲み込むといった基本的な機能を守るためにも、早期のご相談をおすすめいたします。