短期間でしっかり噛める歯を手に入れる
当院では、精密な設備と確かな技術を備えた体制のもと、患者様一人ひとりに合った質の高いインプラント治療をご提供しております。「できるだけ早く噛める歯がほしい」「見た目を整えながら治療を進めたい」という方のために、当院では抜歯からインプラント埋入・仮歯装着までを1日で行う「抜歯即時埋入インプラント」にも対応しています。治療期間の短縮と審美性を両立した先進的な治療法です。
当院のインプラント治療法
抜歯即時埋入インプラント
手術当日に綺麗な歯と噛む力を取り戻す
歯を抜いたその日のうちにインプラントを埋入し、仮歯まで装着できる治療法です。一般的なインプラント治療では、抜歯後の治癒を待ってから埋入を行いますが、この方法では時間的ロスを最小限に抑え、機能的かつ見た目の面でも早期に回復が見込めます。骨や歯ぐきの退縮も抑えられるため、長期的にも大きなメリットがあります。
抜歯即時埋入インプラントの5つのメリット
治療期間を大幅に短縮
抜歯と同時にインプラントを埋入するため、手術回数が1回で済み、全体の治療期間を短縮できます。
歯がない期間がゼロに
仮歯を当日装着することで、見た目の違和感や食事の不便を感じることなく過ごせます。
身体の負担が少ない
外科手術が1度で済むため、術後の痛みや腫れが少なく、回復もスムーズです。
骨・歯ぐきが痩せるのを抑制
空白期間がないことで、歯槽骨や歯肉の退縮を防ぎ、自然なラインを保つことが可能です。
傷口の回復が早い
抜歯直後の高い治癒力を活かして埋入するため、傷口の治癒も早く、スムーズな回復が期待できます。
十分なインフォームドコンセントを行います
当院では、治療前に丁寧なカウンセリングとインフォームドコンセントを徹底しております。治療内容や流れ、予想されるリスクについても、納得いただけるまでご説明いたします。また、安全な治療のためには問診が非常に重要であると考え、アレルギー歴や既往症、現在服用中のお薬などを細かく確認し、患者様に最適な治療計画を立てております。
静脈内鎮静法による眠ったまま行うインプラントに対応
「インプラントの手術が怖い」という方にも安心していただけるよう、静脈内鎮静法にも対応しております。腕から点滴で鎮静薬をゆっくり投与し、リラックスした状態で治療を受けていただくことが可能です。周囲の音や会話がぼんやり聞こえる程度で、完全に意識がなくなることはありません。まるでうたた寝をしているような感覚で、痛みや緊張を最小限に抑えながら手術を進められるため、過去に治療で辛い思いをされた方にも好評の方法です。
リラックスして治療を受けていただけます
当院では、顎全体にわたるインプラント手術など、刺激の強い外科処置に対して「静脈内鎮静法」を積極的に採用しております。これまでにも数多くの静脈内鎮静法の実績があり、患者様が不安や痛みを感じることなく、リラックスした状態で手術を受けられるよう万全の体制で臨んでおります。
また、歯科治療に対して強い恐怖心をお持ちの方や、診療チェアに座ることすら難しい患者様に対しても、この鎮静法を応用し、無理なく治療へ臨めるようサポートいたします。中高年層の患者様の多くは、持病により日常的にお薬を服用されている方も多くいらっしゃいます。当院では、かかりつけ医と連携し、事前に全身の健康状態を詳しく把握したうえで、安全かつ安心して受けていただけるインプラント治療をご提供しております。
インプラント治療とは
インプラント治療は、歯を失った部分の顎の骨に人工の歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着して噛む力を回復させる治療法です。天然の歯と変わらない噛み心地や審美性を実現できるため、見た目と機能の両方を重視したい方に適しています。さらに、周囲の健康な歯に負担をかけることがないため、口腔全体のバランスを維持しながら、将来の歯の健康を守ることにもつながります。
インプラントと他の歯を補う治療について
歯を失った際の補綴方法として、インプラント以外にも「ブリッジ」や「入れ歯」などがあります。それぞれにメリット・デメリットがあり、患者様の口腔状態やご希望に応じて最適な選択をしていただくことが重要です。
インプラント
メリット
- 自然な噛み心地が得られ、食事を快適に楽しめる
- 健康な歯を削る必要がなく、他の歯に負担をかけない
- 装着後の異物感が少なく、見た目にも自然
デメリット
- 健康保険の適用外であり、費用負担が発生する
- 外科的な処置(手術)が必要となる
ブリッジ
メリット
- 固定式のため、安定した装着感がある
- 違和感が比較的少ない
デメリット
- 支えにする健康な歯を削る必要がある
- 支台歯に大きな負担がかかり、将来的なトラブルの原因になることも
入れ歯
メリット
- 取り外しが可能で、清掃や管理がしやすい
- 手術を行わずに治療を進められる
デメリット
- 支えとなる歯に負荷がかかりやすい
- 硬い食べ物が噛みにくい場合がある
- 装着時に異物感を感じやすい
インプラント治療におけるメンテナンスの重要性
インプラントは、治療が完了した時点が「ゴール」ではなく、「スタート」です。インプラントそのものは人工物のためむし歯にはなりませんが、周囲の歯ぐきや骨は天然歯と同じように細菌の影響を受けます。
適切なケアを怠ると、歯周病に似た「インプラント周囲炎」というトラブルが発生することがあります。これは、歯ぐきの炎症や骨の吸収を引き起こし、最悪の場合、インプラントが脱落してしまうこともあります。
そのため、インプラントを長持ちさせるためには、毎日の丁寧なセルフケアと、歯科医院での定期的なメンテナンスの両方が不可欠です。
インプラント埋入後のメンテナンス内容
当院では、インプラント治療後のサポートとして、以下のようなメンテナンスを行っております。
- 歯の周囲に付着したプラークや歯石の有無をチェック
- インプラント周辺の歯ぐきの状態や噛み合わせのバランスを確認
- レントゲン検査により、顎の骨の状態や変化をモニタリング
- 専用の器具を使用した専門的なクリーニングで口腔内の衛生環境を整える
こうした継続的なケアにより、インプラントの健康を長く保ち、快適な毎日をサポートいたします。